不眠 眠れない 自然にの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
不眠で夜が中々眠れない為、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
以前は病院で睡眠導入剤を飲んでいたそうですが、癖になるということで使用をやめたそうです。
今は夜12時に寝て明け方の3時~5時に目が覚めるそうです。
夢をよくみて熟睡ができないそうです。
普段から胃腸が弱く胃がもたれる事が多いそうです。
体は疲れやすいそうです。
舌の状態は舌軟、薄白の状態です。
53歳 女性
中国医学的には『心脾両虚』の状態と考えられます。
その為、「心」に「血」を送り睡眠の質を高めていく漢方薬、胃腸の消化吸収能力を高めていく漢方薬をお渡ししました。
すると1か月ほどして体の疲れがとれやすくなり、夜も眠れるようになってきているそうです。
毎日明け方に目が覚めていた状態から、最近は目が覚める事は少なくなってきているそうです。
夢は見なくなってきたそうです。
たまに、食べ過ぎて胸やけになる事があるそうですが、体調はかなり良くなられたそうです。
中国医学では、体が疲れやすく心臓に血液が不足しやすくなりますと眠りが浅くなったり、動悸がしたり、不安感を覚えることなどもあります。
この場合は「心」に「血」を送っていく漢方薬を使う事で、睡眠の質が良くなってきます。
舌に苔がたくさんある場合は、体に溜まっている「痰熱」を取り除いていく事で、睡眠の質が良くなられる方が多くいらっしゃいます。
一人ひとり体質や自覚症状も違う為、誰にでも合う漢方薬はありません。その為、自分に合う漢方薬を使う事で辛い症状が改善されると思います。色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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